IT基礎セミナー「ネットワーク編」

中小機構ビジネストにて、会員(主に創業者)向けのIT基礎セミナーシリーズに登壇させていただいています。

このシリーズでは「とても大切なのに教えてくれる場所が無い」基礎知識について、体系的に学んでいただく機会として活用いただけるように企画されており、一回目の「ハードウエア/ソフトウエア編」に続いて二回目の開催でした。

「ネットワーク」とは何か、身の回りでの使われ方に目を向けていただくところからスタートし、一番小さなネットワークである「LAN」の基礎知識、一番大きなネットワークである「インターネット」の基礎知識について確認していただきました。

本セミナーはパソコンをご持参いただいて演習時に触っていただく構成になっているのですが、Wi-Fiルーターへの接続を行いIPアドレスなどを確認していただきながらそれらの役割をご説明すると、「そういうことだったのか!」という反応や「だとしたら〇〇の場合は…?」といったご質問をいただき、参加された皆様の理解がさらに深まるのを実感しました。

目指すところは、トラブルがあってもある程度自分で原因のアタリをつけられること。また、今後もますます加速しながら進化を続けていくであろうIT技術を活用していくために、足掛かりとなる知識を身に着けていただくこと。

「情報」は検索すれば簡単に見つかる時代ですが、だからこそその大量のデータの中で本当に価値があるモノはどれなのかを判断するためには体系的な基礎知識は欠かせません。でもITについては独学しようとすると、馴染みのない人にはなかなかハードルが高いことも事実です。

これまで20年以上IT活用のお手伝いをしてきた身として、事業者様にとってはこれらの知識は必須だと考えていますが、お伝えする機会がなかなかないのがつらいところでした。今回いただいた機会は、そういう意味で個人的にも大変嬉しく、ありがたい時間でありました。

なぜ仕組みを理解する必要があるか